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医療用大麻はペットにも有効

医療用大麻はペットにも有効

医療大麻

21州並びにワシントンDCにおいて医療用大麻が合法化されているアメリカでは、大麻が抗がん剤治療やエイズによる疼痛や吐き気などに効果があるとされて利用されているが、今、大麻をペットの慢性疾患や疼痛緩和に投与する獣医が現れ話題となっている。

「痛みで苦しむペットの苦痛を和らげるために、医療用大麻を使用すべき」と声高らかに主張しているのは、米ロサンゼルス市では名の知られたダグ・クラマー獣医だ。

獣医として「ペットに安らかな最期を遂げてほしい」と常に感じていた彼は、腫瘍を摘出した飼い犬の二キータに医療用大麻を投与したのである。
ステロイドなどの鎮静剤を打つよりも、ニキータが残された日々を有意義に過ごせると思ったからだ。

すると痛みで鳴き続けていたニキータは食欲も体重も増し、ドアまで彼を迎えに来れるほど元気を取り戻したのである。そして亡くなるまでの6週間、痛みをさほど感じずに過ごせたニキータは穏やかに息を引き取ったという。
彼は、「医療用大麻でペットの痛みを和らげることは間違いない」と訴えている。

すでにワシントン州では、ペット用大麻サプリメントを販売する「Canna-Pet and Canna-Companion」社が存在する。
経営者の獣医夫妻は、「サプリメントでペットの痛みを鎮静できる」としているが、今のところ薬理効果を証明する科学的裏づけはないとのこと。

【ロケットニュース24 2014年6月11日】


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