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米国でCBDガムによる過敏性腸症候群治療の臨床試験を開始

米国でCBDガムによる過敏性腸症候群治療の臨床試験を開始

大麻

米国で初めての大麻公然取引会社であるMedical Marijuana, Inc.は8日、同社の主要出資会社であるAXIM(R)Biotechnologies, Inc.(AXIM(R)Biotech)が40人の患者を募集し、同社のCanChew Plus(R)CBDガムによる過敏性腸症候群(IBS)治療の第II相臨床試験を開始したと発表した。この研究はオランダ・ワーゲニンゲン大学のレンゲル・ウィトカンプ教授兼栄養・薬理学主任が実施する。

約400人の患者プールから選ばれた18歳から65歳の40人の患者は8週間の無作為、ダブルブラインドのクロスオーバー試験の対象となる。患者はCanChewチューインガムの場合はガム1個当たり50mg大麻を含むチューインガムまたはにせもののチューインガムを毎日最大6個受け取る。

主要結果判定のための最終的なデータ収集は2017年4月に完了の見込みで、研究全体の完了は2017年6月の見込みである。

Medical Marijuana, Incのステュアート・タイタス最高経営責任者(CEO)は「IBS治療におけるカンナビノイド研究の医学史上初めての進展を示すこのIBS臨床試験で患者募集に成功したことは、AXIMの臨床開発プログラムのエキサイティングな新マイルストーンである。IBSの治療市場は2023年までに15億ドルまで成長すると見込まれており、IBSだけでなく過敏性腸疾患、潰瘍性大腸炎など最も一般的な胃腸障害に苦しむ人々を助ける先端的なソリューションを前進させるAXIMの努力は続く」と語っている。

IBSは最も一般的な機能性の胃腸障害であり、世界の罹患率は9-23%で米国での通院全体の約12%を占めている。この病気は生命を脅かすものではないが、生活の質をひどく傷つけるし、IBSにはこれまでのところ治癒や真の治療法はない。この研究の目的はCBDを含むCanChew Plusチューインガムの利用がIBSの症状軽減と患者の福利への影響の改善に貢献できるかどうかを調べることである。


Medical Marijuana, Incについて
http://www.medicalmarijuanainc.com/
Medical Marijuanaの使命は一流の大麻会社、大麻業界の革新会社にあることであり、専門家チームを活用して付加価値企業、製品を探し出し、評価、買収しながらこれら企業がそのまま存在し、起業精神を持ち続けられるようにすることである。同社は自らの業界への理解をつくり出し、環境にやさしく、経済的に持続可能な企業を発展させる一方で株主の価値を増大させるために努力している。

AXIM(R)について
AXIM Biotechnologies, Inc.は大麻ベースの医薬、栄養、化粧製品の研究。開発、製造に集中している。同社の主力製品はCBSベースの制御リリース・チューインガムのCanChew PlusとMedChew Rx(R)が含まれており、結合CBD/THCガムは多発性硬化症に伴う痛みと痙縮の治療用に臨床試験が行われる。AXIMは堅実な財政戦略をとり、顧客の福利を優先している。Medical Marijuana, IncはAXIMへの主要な出資会社である。
AXIMのIBS試験についての詳しい情報
https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT03003260

【SankeiBiz / ソース:Medical Marijuana, Inc. 2017年3月8日】

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