大麻を正しく考える国民会議 -大麻草を検証するサイト 大麻は麻薬ではありません。良質の繊維や油が取れ、医療分野でも活用が期待されています。

生命力の強い野生大麻、抜いても抜いてもまた生えてくる。

生命力の強い野生大麻、抜いても抜いてもまた生えてくる。

野生大麻の除去数

野生大麻が多く自生する北海道内で、今年も保健所や自治体による除去作業が行われている。野生大麻は生命力が強く、毎年、人海戦術で抜き取り作業を続けているが、除去が追いつかないのが現状だ。

「どれだけ抜いてもまた生えてくる。生えては抜いての繰り返しだ」。7月7日に津別町で行われた野生大麻の除去作業。町職員の男性はため息をついた。

大麻が自生していたのは民有地の2か所。廃屋の裏手と、そこから数キロ離れた小麦畑脇の土手で、青々とした大麻が人の背丈まで育っていた。真夏の陽光が照りつける中、道や町の職員ら約25人は汗だくになって1本ずつ根っこから抜き取り、軽トラックの荷台に積み重ねていった。

道内に野生大麻が多いのは、農家の収入源として重視され、明治時代に産業用大麻の作付けが拡大した名残ともされるが、厚生労働省や道は「しっかりとした資料や分析がなく、因果関係は不明」としている。

大麻は除去せず放っておくと、生育範囲が広がるおそれがある。鳥や風が種を運び、土中の種が10~20年後に発芽することもあるという。

野生大麻の自生場所を把握するのは難しく、自治体職員らが巡回したり、住民からの通報を受けたりして、情報収集に努めている。

道医務薬務課は「3、4年間、集中的にやればある程度は除去できるだろうが、しばらくすれば雑草のようにまた生える。毎年、地道に除去していくしか手だてはない」としている。

【読売新聞 2017年8月15日】


※第二次世界大戦後、GHQの占領政策によって「大麻取締法」が制定されて原則禁止となる以前は、日本では麻を栽培することが国家によって奨励され、学校の教科書でも紹介されていました。
古くから日本人にとって大麻は神聖な植物であり、神社では穢れを祓うための神具として使われてきました。福井県の鳥浜貝塚から1万2千年前のものと思われる大麻の種子と繊維が出土しており、それは世界最古であると言われています。
生命力が強く、丈夫な繊維がとれる大麻の利用価値はとても高く、衣類、建材、食品、紙、燃料、医薬品、プラスチック等生活に必要な製品のほとんどをつくることができます。
最近の研究では、大麻の薬効成分「カンナビノイド」がガンなどの難病治療に役立つことが明らかになってきました。(アサノハ http://www.ooasa.jp/know/ )


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