大麻を正しく考える国民会議 -大麻草を検証するサイト 大麻は麻薬ではありません。良質の繊維や油が取れ、医療分野でも活用が期待されています。

医療用大麻に関するQ&A

医療用大麻に関するQ&A



大麻が科学的に痲薬であると判定されたことは一度もない。 (中部大学 武田邦彦)


医療用大麻とは 何ですか

大麻(マリファナ)に含有される薬効成分すなわちカンナビノイドを利用した生薬療法です。

医療用大麻は何に効果がありますか

医療大麻は、がん、リウマチ、てんかん、高血圧、アルツハイマー、緑内障、白内障、糖尿病、多発性硬化症、PTSD、鬱病、薬物依存症など多岐にわたる難病の治療に役立つとされています。特に超高齢化社会にある日本では認知症予防への期待が高まっています。
⇒ 動画で見る医療大麻

医療用大麻は実際に使用されていますか

海外では臨床試験も進み、大麻の医療使用が公に認められている国が増えています。
しかし日本においては、大麻取締法の規制により、使用目的が医療研究であっても大麻の所持は禁止されています。

大麻を摂取した人が交通事故を起こす例があるようですが

大麻の成分のひとつであるTHCにはアルコールに似た酩酊作用があるため、それは当然のことです。飲酒運転と同様に、大麻を摂取したら車を運転してはならないとする内容の法整備が必要です。大麻を摂取すると一時的に記憶力や知的活動が低下することがありますが、アルコールと同じで覚めると元に戻ります。

大麻に依存症はありませんか

あります。ただし、米国医学研究所やアメリカ国立薬物研究所ほか多くの調査結果によれば、大麻により依存症を引き起こす人の割合はタバコやアルコールやカフェインよりも低いとされています
⇒ 徹底検証!大麻に有害性はあるのか

大麻でハイになると言われていますが

THCは多幸感(ハイな気分)をもたらすことが知られています。多幸感を得られる治療は、自然治癒力を高め、病気を治す方向で作用します。
大麻の依存症がアルコールやタバコやカフェインよりも弱いということを知れば、大麻の多幸感が依存症につながるという理論は禁止する理由になりません。

大麻に致死量はありますか

人間に注射でTHCを投与した場合の致死量は体重50Kgの人で1500mgと推定されています。1回で1500mgの投与は事実上不可能です。また、大麻を喫煙した場合、致死量の100分の1の摂取量で眠ってしまうため、過剰摂取による死亡例は今までに報告がありません。
一方、米国ではモルヒネなどのオピオイド系鎮痛薬の過剰摂取で年間1600人を超える患者が死亡していると言われています。

大資本が大麻の権益を独占して悪用するようなことはないですか

医療用大麻が日本の現薬事法の中で運用されることに留まれば、そのような懸念が生じるでしょう。遺伝子組み換え大麻が使用されたり有害添加物が混合されることなく、誰でもが安全な大麻を使用することが出来るようになることが重要です。
副作用の少ない大麻は、民間療法の中でも、その栽培と使用が認められるべきです。海外ではそれが認められている国があります。

参考図書

医療大麻の真実 マリファナは難病を治す特効薬だった!- 銀座東京クリニック院長 福田一典著(明窓出版)
 大麻が多くの病気に効果があることは、すでに膨大なエビデンスがある。海外では医療大麻の使用によって多くの患者が救われているのに、日本では大麻取締法が医療目的での使用も禁止している。


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